ウズマキさんちのレシピ

猫まみれセラピスト。緩めること癒すこと。東京府中&梅ヶ丘

『化学的に証明されている』ものを疑う目。精油への理解を深めるために必要なスタンスとは

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このブログに付き合ってくれている優しい方々はもれなくご存じでしょうけれど、私はとにもかくにも理屈が大好き、考えるのが大好きなんですね。

風はどこから吹いてくるの?的な自然に関する疑問から、なぜこの人はいまこんな話題を振ってくるんだろうという人への関心まで。ん?と心に引っかかるとそれについて考えたくて仕方がなくなるんです。

 

 

 

↓どうしてもかじりたいらしい。なぜ? 

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草花をかじりたいヤツ。#ねこ部

 

 

 

 

15年前にアロマテラピーの何たるかを知って世界が変わりました。身の周りに溢れているものが化学的な処理をされているものだらけで、表面的には効率的で便利なように見えるけれども、実際はおかしな形をした箱に窮屈な格好で閉じ込められているような苦しさ、不自然さという面を持っていること。体の不調、心の不調、そして美しくいたいという希望はすべて『健康』という大枠でくくることができて、それらは自然を意識した生活をすることで得られるのではないかという考えがあること。自分が心地よく生きていくための生活環境を整えたいと思うことと、子どもを健康に育てたいと思うことと、好きだなあと感じる風景を壊したくないと思うことが全部つながった気がしました。

 

 

 

私がアロマテラピーを勉強するにあたって、手こずったのは

 

なんだか理由のわからない効能の多さ

 

でした。初めに挑んだテキストが、あるアロマテラピー協会の発行するものだったのですが、理屈っぽい私からすると「なぜそういえるのか」がほとんど説明のないテキストを覚えようとしても全く覚えられなかったんですよね(現在はどんな編集になっているのかわかりません)。ほんの精油10種程度の特徴を覚える程度だったと思いますが、例えばラベンダーが持つ働きをスイートオレンジは持っているのか、少しはあるのか全くないのか。わざわざ特徴として挙げる理由は成分比率の高いものだからなのか、伝統的に使われてきたものだからなのか、そのほか臨床的なものなのか。わからないことだらけで前に進まないわ進んでもすぐに戻るわ。今みたいにすぐに検索~♪みたいな環境ではなかったので、ストレスがたまる一方でした。

スマホの普及のおかげでいまはかなりラクになりました。気になる言葉があると真っ先にググって概要だけでも把握します。すぐに忘れてしまうんですけどね)

 

 

 

 

そのテキストで勉強して資格を取ろうと思っていましたが、何日勉強してもどうしても覚えられなくて諦めた(暗記能力皆無なんです)のですけど、あるとき近所のアロマテラピー専門店に行って精油を購入した店から、資格取得のための講座があるよとお知らせをもらったんですよね。ああここなら大丈夫だなと思いました。

 

 

 

精油の分析表を見ながら、香り成分それぞれが持っている人体への働きを整理して、実際の生活への使い方を考えたり禁忌かどうかを判断する。すべてではなくても働きが化学的に立証されているという事実をもとに精油の使い方を考えるというのは、私にとっては『ものすごくわかりやすい!』のひとことでした。

 

 

 

 

ラベンダー・アングスティフォリアという精油があります。この精油ってどんな特徴があるの?と聞かれたら、

・エステルやリナロールが主な成分なので、全体として鎮静させる働きが強い

・炎症を抑える成分を多く含んでいるので、お肌の健康管理に役立つ

・鎮痛成分、抗痙攣成分を多く含んでいるので緊張や痙攣性の痛みに対して使えそう

・皮膚刺激のある成分は入っていないので、肌の敏感な方にも比較的すすめやすい

こんな感じのことを伝えられます。

鎮静させるタイプの精油も、炎症を抑える精油もほかにいっぱいあるのですけど、含まれている成分のことさえわかっていれば自然と判断できるし、こんな使い道もあるぞと想像がつきます。

 

 

 

 

これは化学的に証明されているものだから間違いない。当時はそう信じていたのですが、私のまた悪い癖がね、出るんですよ。つまり

 

 

 

『化学的に証明されているもの』というのは、『現代の化学』っていう枠組みで調べた結果でしかなくて、これから先平気で180度違う結果が出てくることだってあり得るし、そもそも健康の定義が変わってしまうことだってあり得るし。技術が発達して、今まで考えもしなかった(見えなかった知らなかった)健康を左右する要素が発見されるかもしれない中で、今知られていることをさも「これが正しい」として思考を止めてしまうのはいかがなものか(´-ω-`)

 

 

 

客観的に計測できるものって、信頼できる揺るがないもののように思えますけど、客観視するための基準値っていうものはその時代の人間が作ってますからね。

血圧なんて言い例かなと思うんですが、高血圧の基準値って、1980年代までは160mmHgだったそうです。あなた血圧いくつ?150?まあそれなら正常値だね、そういう感じ。

今は140越えるともう高血圧ですからね。血圧150?高いよあなた。

ホントに私は意地悪な考え方をするのでさらに付け加えますけど、血圧が高いのが悪いというよりも、血圧が高いことによって心臓や血管にダメージが起こるのが体に良くないわけで、人の中には血圧がある程度高くてもちっとも体に影響がない人だっていておかしくないわけです。

 

 

 

日本で信じられている健康法が、海外のある国ではトンデモ健康法に見えたりその逆があったり。りんごダイエットが流行ったあとにバナナダイエットが流行ったり。一見理論的に説明が付くように感じても、そこにはその時代にそこに暮らす人間の大きな感情というか意図が必ず基盤にあって、いくらでも結果が変わる要素を含んでいるんですよ。

 

 

 

『化学的に証明されているもの』を信用しちゃいけない!のではなくて、妄信するとおかしなことになるよということです。あるときはこれが正しい。またあるときには、それは実は間違ってました、ホントはこっちが正しいんです。って振り回されます。

 

 

 

 

私の頭の中は今も、精油それぞれの基本成分と香り成分それぞれがもつ働きが基準になっています。でもこれを実際に使おうというときには、私という身体がどう感じるのかということを最優先するようにしています。

手に取ったその精油に何が入っているのか。それは他のメーカーと何が違うのか。精油が持つデータ上の効能について、あなたの心と身体はどう感じているのか。

見て、触れて、感じる。知識と感覚を一緒に育てることから、精油への理解って深められるものだと思います(・´з`・)

 

 

 

 

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