友は類を呼ぶ~集団が抱える体調~
月曜日に雪が降りました。
いつもなら、翌朝からびしゃびしゃと雪が溶け出して道路がくちゃぐちゃになるのですが、平成になってから最も寒い朝を迎えたここ府中の木曜日は、未だ畑も真っ白なまま、きんと空気も冷えたままです。
1日に何人かの身体に触れる日には、「お、今日のテーマは◯◯だな」と感じることがあります。同じようなタイプの偏りにばかり出合う日があるのです。
それは、寒い時期だから風邪をひく人が多いので高確率で遭遇するというような具合で、あの人もこの人も肌が乾燥している…といった、外部からの影響という共通点のものもあるのだけど。
私が感じたのは『集団が持っている体調のようなもの』。たとえば…。
仲良し集団がかもし出す雰囲気やカラーってあるでしょう。
朗らかでフレンドリーな雰囲気だったり、閉鎖的で近づきにくい雰囲気だったり。ああいうのって、互いの波長がそこ(の雰囲気)で合っているということなんだと思います。
その、仲良し集団が抱える感情というか、体調のようなものがあるぞという気がしています。
さらにたとえてみると…。
家族単位で想像するとわかりやすいかも。
我が家の場合、父母に子ども二人の核家族ですが、それぞれとても個性的で愛すべき人間ですけれど笑、家庭内の雰囲気がとても自由で伸びやかなときには「なんか今日はおいしいものでも作っちゃおうかなー」なんていつもより考えも柔軟になるしフットワークも軽い。
一方で理由もなくひんやりぎすぎすしているときは、必要以外の会話をしたくないな…と自然に黙る時間が長くなるし、家族のやることを見る目がひややか(´Д`|||)
そういった、集団が抱えている雰囲気、感情そして体調があると思っています。
周囲の人たちで同調するのでしょう。身体のある部分が緊張していて、その人の中での関連が見つけられない感じ。つまり友が類を呼んでいる。
ご自分の不調を、自分の生活や思考の偏りから原因を探そうとすることもあるけれど、この「友が類を呼んだことで身体に現れているもの」もあるので、少なくとも自分を責めちゃあ可哀想ですね。自分の身体は誰かの身代わり(あるいは鏡)くらいに思っておいて正解。他者は我が身に、我が身は他者に映る。
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自分探しは要らない~身体は生命の集合体~
例えば占いに傾倒したり、権威ある人について回ったりすることって、「誰かから認められたい。あなたは素晴らしいですよ!って言ってもらいたい」承認欲求があるのかなと思います。
そういう人すべてが承認欲求バリバリだとは言っていないですよ。私も占いできゃっと嬉しくなることもあれば、振り返りの材料にすることもあります。でもどうにかして認めてもらいたい人って、コミュニケーションの上での距離感がちぐはぐというか、いきなりぐっと近づいてきたかと思うと、急に謙遜して距離を置いたりする。「いやいや、あなたってとっても素晴らしいですよ」ととにかく言わせたいんだろうなあ・・・と感じてしまうことがあります。普通にしていれば十分素晴らしいのにねえ。
ヒーロー映画みたいに、ある日突然得体のしれない何かから「あなたは地球を守るために生まれてきました!さあいまこそあなたの力が必要です!」って宣言されちゃう。えー!そんなに言うなら頑張っちゃおうかなー(∀`*ゞ)
そんなことあるわけないのだけど、そんなようなシチュエーションを現実世界にもほんのり求めてる節はあるかなあ・・・とは正直思います。だって、誰かが「あなたは○○をするのに向いています!あなたに○○をやってほしいのです!」ってむこうから言ってくれたらラクだもんね。
身体を構成する細胞の数37兆個に対して、体内に存在する微生物の数は100兆個と言われています(諸説あり)。数だけで見たら、ヒトの身体って微生物の勢力のほうが圧倒的に勝っている。
ラットちゃんをつかった実験では、ある肥満傾向のあるラットちゃんの腸内細菌(微生物)を別のラットちゃんに移植したところ、このラットちゃんは食欲が増してむくむくと太り始めた、なんて報告があるそうです。
また、微生物はホルモンのはたらきにも影響を与えるそうなので、微生物の数が私たちの心の動きまでも含めた活動全般に関わっている・・・ということで。
自分の身体・心って、環境でしかないのです。自分はこんな性格だ!とか自分にはこれが向いている!なんていうのも全て、体内の微生物の活動を含めた環境のあり様から生まれるものなので、自分はコレ!という絶対的なものはまずないわけです。
やだあ、どうしてすぐに太っちゃうんだろう・・・って自分ばかり責める必要もない。だって微生物も絡んでるわけでしょう。連帯責任だよね笑。
自分は物怖じしない性格で、誰とでもすぐに仲よくなれる!っていうのも微生物と作り上げた環境がそうさせてるだけ。つまりは、絶対的な自分なんてものはまずないのよ、ってこと。
自分にあった環境がきっとどこかにあるとか、自分を待っている世界がある、自分が輝ける場所はどこなんだ!と自分探しに明け暮れている方はまず諦めてもらって。
「自分の身体や心は、自分でコントロールできない別の生命体の活動を含めて存在している」ということは、体内環境を客観的に見る(感じる)力を養って、外的環境に合わせていく(合っているかを確認する)ことができるようになればいいのです。今ある外的環境と内的環境をフィットさせられるかどうか。
それができたら、どんな世界であってもどんな職業・立場にあっても、いつでも最適な時間・場所に居ることができるわけだから。
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身体の回復スイッチは「心地よさ」から
サロンでの施術の根っこにあるものは「心地よさ」です。心地よさが体を変えていく。
けっこう浸透してきた感じがあるけど、まだまだ理解が進まなかったり、混同されている方がいるなあと感じています。
『心地よいっていいよね。リラクゼーションって大事。ほっとして力が抜けて、ああ明日からまた頑張ろうって気になれる。』忙しい自分に与えてあげるご褒美みたいな、贅沢品みたいな位置づけにされているかた。
遊園地のアトラクションみたいに非日常を楽しむっていうの?ときどき体を大事にする時間を作って、厳しい日常に耐えるための貯金を作る・・・みたいに考えているかた。
耐えなきゃいけない日常が、あなたにとって異常・過負荷だという合図が身体に出ている。回復の速度が疲労のレベルに追いついておらず、バランスを欠いているわけで。それをごまかすために「心地よさ」を利用しては、身体から大きな仕返しをくらう日が来るかもしれない。
身体を休めるとき、回復させようとする働きは、無意識のうちに身体の状態を調節している自律神経のうちの副交感神経の働きによるものです。
副交感神経の役割は回復・休息。体をリラックスさせ呼吸を深くゆったりとさせ、内臓や血管の末端まで血液をめぐらせます。そして唾液をだし、消化活動を活発にする。こうやって体を鎮静させ、回復のための活動を盛んに行うのです。
日頃忙しく、身体的にも精神的にもストレスがかかっていて、常にONの状態になっているときには、興奮しているのでお腹が空いた感覚もなくなり呼吸も浅くなりがち。肩や首にぐっと力が入ったままで、固まっているなんてこともよくあります。夜ようやく寝ようと布団に入るけれど、なかなか眠れず考え事ばかりしてしまう・・・。
これらに心当たりがあるかたは、体を回復するスイッチを押せないまま、疲ればかりをため込んでいることになります。対になって働いている自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなっているのです。
身体がリラックスしている状態で、さらに緊張をゆるめるように、流れができるように促してあげることが肝心なのです。「心地よさ」とともに、自然に体が元のかたちに戻っていくのを支えてあげる。
「心地よさ」が回復のためのスイッチなのです。
クレイをはずしていくときに、パック前との変化にはっとしました。愛情深さ、かわいらしさ。その人の持っているものがおもてに出てくる。クレイは厚く塗るのがポイント。#クレイテラピー #クレイパック
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高齢者の足の爪切り事情
久々のブログ更新です。
気がつけば2018年。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
さて。
昨年を振り返って書きたいこともいっぱいなのですが、
(振り返ろうとした矢先に風邪で寝込んでしまいました)
まずは今年の仕事はじめから。
私はサロンでの施術の他に、『爪切り専門店』でドイツ式フットケアをしています。
巻き爪のカットやリフトアップ、胼胝(タコ)のケアですね。
これを高齢者施設でもやらせてもらうことになりまして、
その契約をしに行ってきました。
寝込んだ年越しからなんとか回復しまして。今年はじめの予定は、高齢者施設でのフットケアの委託業務契約と新年会でした。日本橋を渡って、ふうー!都会だわーと興奮。
年齢を重ねていくにつれ、爪に変形や変色が見られます。
それは、全身の筋肉量が減っていき、細胞の再生スピードが緩やかになっていく・・・という流れの中で起こるもので、
若いころならば筋肉と再生の速さでカバーできていたものが、
だんだんと補えなくなってきたことの現れでもあります。
具体的にどんな爪トラブルが起こるかというと、
・爪が厚くなり、爪切りでつかめない
・爪が曲がって伸びる。上へ伸びる。
・爪のカーブがきつくなり(巻き爪)、くい込みを感じる。
・自分では爪が見えない。
・爪を切りたいが力が入らない、届かない。
爪が伸びてきたなあ・・・とわかっていても、
自分では足先が良く見えないので爪を切るのが恐い。
家族にお願いしてみるけれど、
「人の爪を切るのは怖いよ」と断られてしまう。
爪に変形や肥厚があれば、なおさら爪切りが難しくなるので触ることができず、
どうしよう・・・と悩んでいる方は多いのです。
厚みばかり増してきて、爪がころんとボール状になってきた。。。
爪を切りたいけど、力がうまく入らなくて爪切りが使えない。。。
爪って、伸びすぎているだけで、『なんか嫌な感じ』がするものです。
逆をいえば、爪がきちっとカットされている足って気持ちがよいのです。
気持ちよく、痛みなく踏み込んで歩けるということは、
全身をのびのびと使って生活することにつながります。
それがたとえ車椅子を利用する人であっても、寝ている時間が長い人であっても、
着替えやお風呂・トイレといった日常の動きの中に必ず足に触れる・足を使う場面があるので同じこと。
靴下を脱ぎ履きするときに、いつもちくんと引っかかる。
履いている靴のなかで、鈍い圧迫感が続いている。
ほんのちょっとしたことだけれども、このちいさなネガティブな要素をケアしていくことで、一日の気分や意欲的な活動に向けてよい循環を作っていけるのです。
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マネジメントとは『誘われる』こと
季節の変わり目って、いろんなことに気づきます。あれ?涼しいぞ。暑い季節も終わりかあーなんて空を見れば、遠くまで抜けるような空の青色が。そうだ、こうやってまた季節が変わるのをもう40回経験してるわけかあ、なんて。ふわーっと飛んでくる匂いから、子どもの頃の記憶がよみがえったり。
そんな私が最近会った人や、触れたものに感じた違和感。なんだろうなと思ってましたが、ふと『コントロールとマネジメント』の違いだ!と気づきました。
『コントロールとマネジメント』。さとう式リンパケア考案者の佐藤先生がいっときかなり使っていらした言葉です。さとう式はコントロールじゃなくてマネジメントなんだよ!ってね。ほんとこのあたりも佐藤先生すごいなーって心底思います。
私の仕事は、クライアントの心身の状態について、最終的に役にたつよう関わる仕事ですが、セラピストがどういうスタンスでクライアントと関わるかっていうのは、かなり施術に影響がでるなと思っていて。
私なりの解釈で説明すると、
【コントロール】
仕向ける。型にはめ込む。固める。本質とのギャップ。
自己を無視する。循環を遮る。状態を作る。
【マネジメント】
誘われる。型から出る。広がる。本質的。
自己を受け入れる。循環を促す。環境を作る。
コントロール視点で動くのか、マネジメント視点で動くのかでは、同じことをしていても違う目的地に向かうことになります。
コントロールが向かうのは理想の形。本来の自分が持つ力のベクトルとはもしかしたら違う向きかもしれない形。一見素敵なように見えるけれど、本来の自分にとって心地よいかどうかはまた別の話で。
マネジメントが向かうのは元の形。本来のベストな力がまっすぐに発揮できる自分の形。どんな形かは、おおよその見当はつくものの、実はセラピストにもわからない(だから信頼関係が必要)(* ̄∇ ̄*)
誰かが「あなたはこれが正解だよ」って決めてくれたらラクだよな。
誰かが「あなたはここに行きたかったんでしょ」って連れてってくれたらラクだよな。
誰かが「これがあなたの姿だよ」って教えてくれたらラクだよなあ。
ほんとはどれも、自分にしかわからないものだからね。
だから私はあなたをマネジメントする。
マネジメントとは『誘われる』こと。
心身が最高の力を発揮できる状態に近づけていきたいのだけど、そのためにはマネジメントするという視点が必要。
からだが心地よくて、ゲラゲラ笑うでもなくプンプン怒るでもない中間のゼロの状態に近づけるときに、『誘われる』っていうのは何かっていうと。
すでに知っているそれに呼ばれていくという感覚。ここがちょうどいいよーというところに戻っていく感覚のこと。ここがぴったりなんだよ!というところに戻りたいけれど戻れない。それがからだや心の不自由を生んでいるのだから、行こうとする道を片付けてあげて、整えていくと、こっちこっちーって誘われていく。セラピストは、ああ、この人がぴったりだなと感じたぞ!ということを感じる。
この『誘われる』っていう感覚は、言い換えると
自分の本音とか
我慢して心やからだに押し込めていたものとか
見ないように考えないようにしてきたこと
の存在を認めてあげること
なんだよね。
そういうのが、誰にでもあるよーという前提でからだや心に「元に戻っても大丈夫だよ」と許可を出してあげると、するするっと誘われ誘われして、心地よいぴったりなところへ動いていくのです。
これが私の正解
ここが私の行きたかった場所
これが私の姿
にするするーっと誘われていくのです。
マネジメントしますよおって雰囲気で話が進んでいくのに、コントロールしちゃうぞ(あるいはすでにしてるぞ)感が伝わってきたのが、ものすごい違和感の正体だったみたいです。いっそ思いっきり「あなたをコントロールすることが私の目的です」とはっきり示してくれれば気持ちがいいのに。
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情緒 ~エモい身体~
私のワークのど真ん中にあるもの。
甲野義紀氏のからだの動きや野口整体での内観、森田真生氏の数学や音楽・リズム。
共通するところといえば『情緒』かなと思います。数学者の岡潔氏のいうこの『情緒』。思いっきり引き込まれます。
身体に情緒を感じるんですよね。情緒。
心の動きやからだに流れる空気感が、姿勢やお肌の具合や、もっといえば佇まいに表れる。
私は心地よくある身体作りを目指しているけれど、骨や筋肉だけに注目してもうまくいかないし、かといって目には見えない気の分野だけに注目してもそれはまた足りない気がするし。
自転車に乗る練習をして、あるときふと乗れるようになるときって、自然と進む方向が見られるようになっているというか。ハンドルさばきやペダルを漕ぐことといった骨格の動きや手段・方法への注目から、進んでいる自分の意識が動作と連動してる感覚に変わっていることに気付くなあと。
日常的な身体の状況っていうのも、つまりはからだの臓器ひとつひとつ、さらにいえば細胞のひとつひとつが纏っている情緒が大きく関わっている。
ストレスのような強い負荷だけでなくて、自分のからだや心をどう捉えているか、どう周囲の環境とコミュニケーションをとっているか、つまりは自分をどう扱っているかが自転車の乗り方に影響してるよってこと。
音楽でも、エモい(エモーション)って言葉を使うことがありますけど、感情を揺さぶられる曲みたいなのをエモい曲だねえなんて言い方で表現します。
身体もさまざまな感情や情景、リズムを持ってます。ほんとエモい。
次回は9月26日(火)開催です。予約制ですので先着順に受付をしています。
詳細&申込みはリンク先をご覧ください(●´ω`●)
サロンでは全身施術も行っています。
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家柄と育ちと容姿と肩書き。よい材料を選ぶために
最近ずっと考えているのは、「人にパワフルな影響を与えることができるものの基準ってなんだ?」です。身体の外の環境にあるすべてのものから私たちは影響を受けています。触れている空気、身につけている衣服、食べたもの。
人がより良く生きるためには、その人の力が気持ちよく発揮される身体環境が必要で、その環境づくりには『自然な』空気・衣服・食べ物等々が関わっています。残念だけれど、私たちの生活は意識しないでいると『不自然な』ものにあっという間に囲まれてしまい、本来の自分が何をどう感じているのかをマヒさせてしまう。そういう時代に生きているのは間違いないなと思います。
そこで私が勧めているのは、不自然なものをなるべく体に近づけないようにするということ。そして、周囲には自然のものを置いてそれらに触れ、そのパワーを取り込むようにすること。
サロンではクレイテラピー・アロマテラピーといった自然療法を取り入れ、心身が本来の状態に戻っていく環境を作っています。
自然療法で使う材料(クレイとか精油とか)や、日々口にする食べ物、肌に触れる日用品類・衣服を選ぶとき、何を基準にしていますか?
・価格
・ブランド
・認定証
・産地
・生産に関わる人の思い
どれも大事なんだけど、ここをおさえていれば絶対質のよいもの!そしてパワフルなもの!という基準は実はないのでは。最近の私の見解です。
以前はね、精油でいえば、農薬の混入していない証拠があるもの、産地がどこどこのもの、エコサートなど認定を受けているもの、あまりに安価でないもの、そういう基準で選べば良質の精油が手に入るよ、アロマテラピーを実践するうえで植物の恩恵を受けるためにはそもそも使う材料がしっかりしていないと。そんな話をしていましたが・・・。
※いつかのアロマ講座で。香りから受ける印象やふと浮かんだイメージが精油選びには必要だったりする。
これは人に例えるとわかりやすいのですが、『どんな環境で育っても、素晴らしい人は素晴らしい』のです(*´Д`)
経済的に苦しかろうが、容姿がイマイチだろうが、よい家柄とかどんな環境で育ったか関係なく、どんな肩書きを持っていても、素晴らしい人は素晴らしい。人と精油の違うところは、精油は薬品等に汚染されて育つという経歴がすでにアウトなので、そこはどうにもならないところはありますけど、つまり、どんなに厳しい基準を設けてそこをクリアしたところで、
使ってみて実際にパワーがあるかどうかってのは別
ということ。
言いすぎかなとも思いますが、オーガニックという名のもとに、使ってもその
恩恵が受けられない、パワーを失ったものが(精油に限らず、食品や日用品等、私たちが日常的に触れているものすべてにおいて)本当に多いんだなと。
ものが生産・消費される上での環境への配慮も大切なことなので、製品だけを見て判断するのも偏っているなあとはわかっていますが、商品イメージだけで満足している・納得しようとしているのであれば、もう一度身の回りを見直してほしいと思います。
『使ってみて(食べてみて・触れてみて)身体がどう感じているか』
⇒重い感じ、呼吸が詰まるような感じ、塞がれた感じ、暗くなる感じ。こういった感覚を持つようなら、合わない可能性が高いです。
逆に軽くなる感じ、呼吸が深くなるような感じ、流れが良くなる感じ、明るくなる感じ。こういった感覚を持つようなら、あなたに合っている可能性が高いです。
わかるわけないじゃん!いやいや意外とそんなことはなくて、静かに、身体に意識を向けるとかーなーりわかっちゃうものなのです。
9月12日(火)のワークショップでは、そのきっかけづくりになるような身体ワークを用意しています。こればっかりは体験してもらわないと説明できず・・・。興味のある方はどうぞお越しください(*'ω'*)!
クレイやボディワークを通して身体を探検する。
クレイテラピー入門講座と合わせたワークショップです。
9/12(火)『クレイテラピー入門・身体探検ワークショップ』
次回は9月26日(火)開催です。予約制ですので先着順に受付をしています。
詳細&申込みはリンク先をご覧ください(●´ω`●)
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梅ヶ丘クレイパックエステ 身体が役割を全うできる環境づくり
毎月最終火曜日に開催しています『梅ヶ丘クレイパックエステ』。8月は29日でしたが、今回4名の方に来ていただきました。いつもありがとうございます(*'ω'*)
4月からスタートして、毎回来てくださる方のお肌の経過を見ていますが、「お肌自身に意識が芽生えているのかなあ」なんて感じました。
例えば、いつもはカジュアルで動きやすい服を着ている人が、いかにもよそ行きのスーツを着てみると、気持ちが引き締まるというかちょっと仕草も変わるような感じ。お肌にクレイが触れるって、おー自力で体を回復させてみようかなーと体に思わせるスイッチの役割もあるんじゃないかなあ。
月に1回であっても、お客さんの「より自然な姿へ導くスイッチ」をぽちぽち押せているような気がします。
お顔自体の変化では、
・肌の組織が丈夫になっている
・顔の筋肉のごわつきが減り、表情がとても女性らしくなる
この辺りが顕著です。
力みのない自然な姿、佇まい。穏やかな仕草・表情。
世間には『これを使ったとたんにあら解決~』みたいなものもあるようですが、それってドーピング的な考え方で、体の機能を無視して外部から物理的に変化を与えてしまうものがほとんどかな。
私が目指しているのは、自分の身体が役割を全うできる環境づくり。年齢を重ねて諦めてしまった組織のこわばりやうっ滞を、体に再び「まだまだいけるよー」と教えてあげる、サポートすることです。
これはセルフで自分に半顔パックしているところですが(左右の違いを検証するためですよ)、クレイには肌表面を美しくする働きだけでなく、深部組織や心のありようにまで影響があるのを感じることができます。
心の状態が変わるってことは、全身の血流が変わるよってことです。肌表面の変化が起こるときには、からだの各部位の関係性にも変化が起こるよってことです。
ひとつのからだの中で各部位がチームで働いているとすれば、顔さんの負担が減れば、近くにいる他のメンバーの首さんや肩さんの(雑な例えでごめんなさい)負担も減る場合があるし、チーム全体(つまり全身)の雰囲気や士気だって上がっていくわけです。
「おー、顔さん最近すごく調子いいみただねー、なんか周りにも優しくなったんじゃない?」なんて噂がチーム内で広まっているんじゃないかしら。
顔さんの調子が良くなるってこういうこと。
『筋肉のこわばりがなくなり、
リンパ液の流れや
血流のうっ滞が改善されることで、
健康的な代謝(栄養を取り入れ不要物を排泄する)が戻り
肌組織を健康にするための力がアップする。
(というか本来の状態になる)』
身体がその役割を全うできる環境さえできてくれれば、細部の悩みはだんだんと改善されていきます。
影響がある顔さんの細部とは例えばこんなところ。
・お顔のむくみ
・なぜか張るエラ
・肌の乾燥
・肌の弱さ(炎症を起こしやすい)
・皮脂分泌
・くすみ、しみ
・表情のぎこちなさ
・しわ、ほうれい線
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クレイやボディワークを通して自分の身体を探検する。
クレイテラピー入門講座と合わせたワークショップです。
9/12(火)『クレイテラピー入門・身体探検ワークショップ』
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言葉のむこう、身体のむこう、かたちのむこう
私の名前は「ササキマユキ」といいますが、病院や役所で名前を呼ばれるときに「マユミ」さん、「マユコ」さんなどと呼ばれるのは珍しいことではありません。間違ってはいるけれど、私を呼びたかったことに違いはないので、指摘もしないし素直にはいと答えます。
メールでの文字のやり取りでは、会話の内容よりも、相手が忙しい中で文章を打っているのか、どんな心情なのかのほうが気になります。なぜ、このときに、この内容のメールを、私に送ってくるんだろうということ。
言葉、文字、声。人の表現って「かたち」を介して相手に伝えられます。ある時は言葉にして。ある時は文字にして。ある時は声として相手に届けられます。相手はあなたから受け取った「かたち」を介して、あなたの表現を受け取ります。「かたち」を介しているからこそ、100%純粋にそのまんまのものがあなたから相手に伝わるということはない。けれど、間接的に「かたち」を経由して、さらに相手というハード(身体)を通過することで、あなたの表現は独自に広がりを持つ可能性があるってことなんですよね。
そして身体。これも「かたち」。あなたを常に表現しています。言葉にも、文字にも、声にもできないような微妙な表現を、あなたの身体は表現しています。
身体が抱える重さ、痛み、違和感。それらは「かたち」自体には意味がなくて、その向こうに抱えているものを表現している、それだけのものです。
身体という「かたち」のみを見るのではなくて、そのむこう側。あなたは何を表現しようとしているのか。そこが肝心なところだなあと思います。
ここまでわかってくれて、すごく嬉しいなと思っている矢先に、「では腰の部分の違和感はどんな心情の現れなんでしょうか」と、なんでも決まった答えがあるかのような質問を受けると、すごく残念な気持ちになります。
あなたと私。その間にある身体。その間でいかようにも表現は広がるんです。一般的なことを知りたければ、この時代いくらでも検索して調べることができます。実際はそれをはるかに超える現実と広がりがあるということ。わざわざ決まった枠を探して自分を押し込めようとしなくていいんですよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
《 現在受付中のもろもろ 》
次回は9/26(火)です♪受付しています。
クレイやボディワークを通して自分の身体を探検する。
クレイテラピー入門講座と合わせたワークショップです。
9/12(火)『クレイテラピー入門・身体探検ワークショップ』
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『自分』という広がりについて
「数学とは正確に間違えられること」とは、独立研究者で数学をテーマに研究・講演活動をしている森田真生氏の言葉。彼の新刊はまさかの絵本。
この絵本、やたらと文字数多いなーと思ったら、出版社側提案の倍以上の文字数で森田氏が文を書いたらしい。さすが。#森田真生
アリの身体には数の概念はないのかな。「ある。また、ある。」の繰り返し。人は両手の指を折りながら数を数えるけれど、顎でひとつの塊を運んでは置き、また運んでは置くを繰り返すアリには指を折る機会もないから数えるなんてこともできないのかな。
『働きアリの法則』というのがあります。ご存知ですか?
概要[編集]
- 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
- 働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
- よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
- よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
- よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
- サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。
※wikipediaから引用しました。
アリの集団には一定数の働きアリとおさぼりアリがいて、その中から働きアリだけを寄せ集めても、おさぼりアリだけを寄せ集めても、新しいその集団はまた一定数の働きアリとおさぼりアリを生む・・・というやつです。
つまり、アリって『ファミリー全体が一つの生き物』として生きている。おさぼりアリは体力温存のための役割、アリファミリーという大きな生き物のなかで蓄えているのエネルギーなのでしょう。
一匹一匹のアリにも、きっと「自分はもっと働きたい」とか「この部署が自分には合ってるんだよね」とか、個々の思いや事情はあるんだろうけども、それらをまとめて眺めると、きっと『働きアリの法則』なんていうことになっているんだろうと思います。
さて。それと比べて私たちはというと。
やはりアリと全く同じなのではと思うのです。
自分がこんなに忙しくしているのは、怠けている大勢の人や理由があって動けない大勢の人がいる大きな生命のなかでたまたまそういう役割だから。
自分がこんなに悲しいのは、ケラケラ笑う大勢の人やスキップするほど浮かれている大勢の人がいる大きな生命のなかでたまたまそういう役割だから。
自分がこんなに痛いのは、痛みなんてことを考えもしない大勢の人がいる大きな生命のなかでたまたまそういう役割だから。
こんなふうに思うのです。
実際、身体の調整をするときに『触れる』のですが(物理的に触れていないこともあるけど)、それまで『わたしひとり』でバランスが成り立っていたところに他人が触れることで『わたしともうだれか』を認識すると、ふうっと痛みや悲しさといった極端な状態が抜けていくことがあります。
「わたしは忙しい」「わたしは悲しい」「わたしは痛い」そこにものすごく注目しているとき、意識は「わたしひとり」にしか向いておらず、求心的なエネルギーが強まります。どんどん緊張してくる。どんどん視界が狭くなる。どんどん周囲の声が聞こえなくなってくる。そこで大きな生命のひとつとしていま忙しかったんだ悲しかったんだ痛かったんだとわかれば、それはすうっと昇華されて大きな生命へと帰っていくのです。それは遠心的なエネルギーを強め、どんどん緩んで、どんどん視界が広くなり、どんどん周囲の声を素直に聞けるようになることなのです。
例えば流行。カッコいい服・ダサい服って、大勢の人と共有している意識のうねりです。ああ今日の自分イケてるわーという感覚は、大勢の人の意識を前提にして生まれてくる。だから10年前のイケてた写真を見るとだいたい恥ずかしい格好してますよね。もし自分のカッコいい服という意識が、100%自分からしか生まれてこないとしたらいつの自分を振り返ろうが変わらずカッコいいはずなのです。
例えば善悪。良いこと悪いことの中でルール化されているものは、たいていはあるコミュニティで共有している意識であって、私個人から100%生まれてくるものではないのです。
わたしの感情、わたしの好み、わたしの考え、わたしの身体症状、これらみんな、大きな生命のなかで共有し、役割をもってたまたま自分が引き受けている。
だとしたら、その感情を任せ、その好みを任せ、考えを任せ、身体症状を任せたとき、大きな生命に任せたときに、それらはすうっと帰って(還って)いきます。
あるときは働きアリ。あるときはおさぼりアリ。どちらも自分でどれも大きなファミリーの一部。自分とはこの肉体のことを言うのでなく、とんでもなく広く散らばった大きな大きな生命のことをいうのです。
なにをいってるんだ?と首を傾げているかたも、参加して楽しんで感じてもらえるイベント『クレイテラピー入門・身体探検ワークショップ』を開催します。
ここまで読んで全く理解不能であっても、興味だけあればウェルカムですので、どうぞ一緒に身体探検しに出かけましょう♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
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今月は8/29(火)受付あと3枠です♪
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『クレイテラピー入門・身体探検ワークショップ』
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